第3回 初のアーティスト・ライブと強風の第3回

多摩川と小田急が交差する気持ち良い空間に年に一夜限り現れるキャンドルスケープ(和泉多摩川駅 徒歩6分の河川敷)。持続可能なライフスタイルのためのスローでアートなイベント。スタッフみんな仕事のある社会人や学生ですが素敵な企画ができるように模索中。2018年より5月に二子新地で「キャンドルスケープ川崎」も実施するようになりました。
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第3回の多摩川キャンドルナイト灯と人に来ていただいた皆様、ご来場ありがとうございました。入り口のライトの数を増やしたことやゲストのイノトモさんの歌声もあり第3回は200人近い方々に来ていただきました。ありがとうございました。
当日の空は快晴でしたが、風が強く、灯を着けてみては風に消されてしまってばかりで、ロウが液体化して火が安定するまでお手伝い頂いた皆様にかなりの苦労を掛けたと思っています。早い時間から見に来ていただいた皆様にも申し訳なく思っております。
最終的にキャンドルの60〜70%の点灯になりましたが、皆様が(知らない人同士でも)いろいろお話をしながら、ゆっくりと繋がりながら火を地道に灯していっていただいている光景は眼には見えない心の暖かさを灯していただいたように考えております。
結果としては、アーティスト様のキャンドルを含め、1200〜1300本ご用意したキャンドルのうち1000本に届かなかったわけですが、無風では気づけなかった大切なものを皆様に見せていただいて、本当に感謝、感謝の回でした。
ですが、やはり第1回・第2回のときのような圧倒的なスケープをご提供できなかったことはやはり大きな反省。第3回は、人数としては第2回の2倍以上のご参加があったわけですがライブ関係+入口ライト設置の皆様のがんばりに助けられての結果です。この結果を踏まえて11月は風の対策を考えつつ、第3回に見えたものを大切にしながら、ゆるやかに楽しんでいただける第4回を作ることに集中することに繋がりました。
オープニングをつとめていただいた「よしださおりさん&おおかわはるき」さん。カメラの絞りの関係で明るく写っていますが夕方陽が落ちて徐々にキャンドルの光が目立ち始めた中で演奏していただきました。安藤優子「のうぜんかつら(リプライズ)」やクラムボン、ハンバートハンバートなどを披露。
ギター&ボーカルの斎藤達朗と俳優兼タップダンサーの吉永輪太郎による異色デュオ「ナニカ」。前回タップダンスやカホンを真面目ながらのアクトとは打って変わって今回は「奇抜さ」と「驚き」を重視。まさかのタップダンス放棄のガチダンス。演者として開発してきた奇抜なダンスとブルース調のインストでお客を湧かせたアクト。スタッフもびっくりの20分でした。
今回、「どうしてキャンドルナイトとイベントを開催しているのか」「どうしてキャンドルナイトというイベントが生まれたのか」そういったことをしっかりと伝えたいと思い、朗読と歌を交互に繰り返すものを歌い手・読み手・書き手の皆さんに企画・提案させていただいたのが、こちらのsyunow(シュノウ)さんです。
・朗読は 群馬や横浜でラジオパーソナリティーとして
活躍されてきた 大矢野紘子 さん
・Gは「ゆめのまち」でギター&ボーカルをされている すながけんと さん
・Voは「LingeringScent」でボーカルをされている すとうくみこ さん
・キャンドルナイトのご説明を含めた3つの誌を 加藤千文 さんに
・特別設定の長編の詩1つを 黒崎知耶 さんに…
とたくさんの方々に協力をお頼みして作ってきましたのが最後のアクトの時間です。静かに語る朗読加えてJAZZ風にアレンジした「世界の終わり/Thee Michel Gun Ellephant」「光と影/ハナレグミ」「ワールズエンド・スーパーノヴァ/くるり」などの今日が続き、観ていただいたお客さんにも良い反応をたくさん頂きました。いろいろありましたが、最後の最後で結びついてもらった今回の特別企画。観客の皆様にも考えるものをご提供でき、無事締めくくることができました。
さてさて、ようやくイノトモさんのお写真のアップです。全国放送のテレビ番組のテーマやCM曲、NHKみんなの歌など様々な活躍をされ、名前の知られたプロのアーティストさんということでイノトモさんをご覧になるために来ていただいた方も多かったですね。イノトモさんのアクトのときはお客さんも120〜130人もの方々に来ていただきました。
会場のキャンドルスケープに合ったゆるやかな声から「愛のコロッケ」「虹色」「坂道」など名曲が歌われ素敵な空間にさらなる色彩りを与えていただきました。
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