キャンドルスケープ川崎2020の開催中止のお知らせ
7月23日(祝日)に「配信を中心とした開催形態」によるイベント実施を目指しておりましたが、7月に入り多摩川と接する東京都の新型コロナ感染者数が100名/日を超えてきたため、地域の皆様・スタッフ・演者様の健康を考え、今年は中止とさせていただくことにしました。イベントの配信を楽しみにしていた皆様、本当に申し訳ございません。
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まずは、新型コロナウイルスに感染された皆様におかれましては、この度の罹患、お見舞い申し上げます。1日も早いご回復をお祈り申し上げます。
また、九州の豪雨被害に合われた皆様におかれましても、お見舞い申し上げます。河川に関係するイベントをしている身をしてはとても心を痛めているところです。
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さて本題に入りますが、
7月に入り、東京都の1日ごとの新型コロナの新規感染者数が100名が連続で続く状況となり、スタッフで何度も話し合い、「7月23日(木・祝日)」にキャンドルスケープ川崎を「中止」させていただくことになりました。楽しみにしていただいた皆様におきましては、誠に申し訳ございません。
私たちとしては緊急事態宣言が出された時期の同等数の80名に達してしまったときに中止を検討するラインとしておりましたが、50名・60名のラインからいっきに100名以上に上がり、イベントの実施は地域の皆様の健康にかかわってしまうのではないかと思いました。
私たちの存在意義としては
「こういうときに灯さなければいつ灯すんだ!」
という思いで企画を続けてきました。
緊急事態宣言が開けて、どうにか配信という地域サプライズ的(ゲリラ的)な実施ができればと思っておりました。
ただ、2000本・3000本というたくさんのキャンドルを並べるための人数だけで最低でも20〜30名が必要となり、当日に演奏してくださる演者様・コンテンツ実施者様を加えると、おそらく企画側だけで同じ場所に40名は集まることになってします。いくら広場と言えどもその人数で1日活動することはかなりの感染リスクができてしまいます。
人々を元気付けたいと思ってイベントをしようにもイベントをすることで感染者が増える可能性もある/健康被害を与えることがあるというのは、本当に葛藤の連続でした。
正直、めちゃめちゃくやしいです。
スタッフの中で夏の炎天下のなかでどのようにコロナ対策・熱中症対策をしながらやるのかを真剣に話し合いましたし、自粛中もZOOMでおしゃべりしながらお互いのおうちで装飾を作って見せ合いっこしたり、緊急事態宣言後にどうにか灯せることだけを願っていろいろやってきたからこそ、本当に悔しいです。
この悔しさは、感染リスクを低くしたイベント形態をどうにか模索していきながら、秋の「多摩川キャンドルナイト灯と人」ではらせればと思っています。コロナが収まっているかどうかわかりませんが、秋には楽しいことが待っていると思って、頑張ることにします!あとは、隠れた場所でミニキャンドルナイトでもちょこちょこ企画できたらいいなと思っています。
今後ともキャンドルスケープ川崎・多摩川キャンドルナイト灯と人をよろしくお願い申し上げます。